マスク姿でのお顔の印象向上について
皆さま、こんにちは。
株式会社STYLECの八木です。
最近は、コロナに関するニュースに持ちきりで、多方面で大きな影響が出ていますね。
私もセミナーや研修については、キャンセルや延期が続いています。
これ以上影響がないように祈るばかりですが、ただ、今日も政府から10日間のイベント自粛要請延長が発表された今、引き続きマスク着用の生活にもなりそうですし、それが当たり前になっている方も増えているのではないでしょうか。
ただ、マスク不足もある中、マスクをしたくでも出来ない方もいらっしゃると思いますし、そもそもマスクの着用は有効なのかという声もありますね。
とにかく、誰でも取り組める手洗いやうがいなどの励行で、日本全体としてなんとかこの事態を乗り越えていきたいなと思うばかりです。
そして、さすがにすべての活動をストップするわけにはいかないので、今出来ることを、今与えられた環境で進めていくしかないですね。
ちなみに、私は先月の学校が一斉休校になる前の時期ではありますが、初めてマスク必着による研修を経験いたしました。
2月は、早い時期に研修を実施される会社様の新入社員研修がスタートする時期でもありますが、新入社員の方に向けての「ビジネスマナー&印象アップ研修」でのマスク着用は、正直なかなか難しいものがありました。
ただ、マスク着用をしていても、印象の良し悪しって少なからず伝わります。
マスク姿でも好印象な人とは
今回の研修は、東京開催でしたので、飛行機で移動いたしました。
機内のキャビンアテンダントも皆さん、マスク着用、そしてビニールの手袋をされていました。
正直、SARSのときですら見たことのない光景で、異様な雰囲気を感じた反面、ただ、現状を考えると、マスクと手袋着用は致しかない上、それもある意味お客さまに安心していただくためのおもてなしと考えることも出来るなと思った次第です。
そして、何より印象的だったのは、マスク姿であっても、キャビンアテンダントの皆さんが、とても笑顔で、お顔全体が見えなくても笑っている印象が伝わり、安心感を感じることができました。
どうしてもマスク姿の場合、相手に見える範囲は限られていて、圧倒的に目の印象が相手の印象を決定づけます。
では、その目の表情ってどんな風に決定するのでしょうか。
それは結局、顔の表情とリンクしていると考えられています。
良い笑顔の3つのポイントとは、”目” ”口”そして、”心”です。
目・・・目尻が下がる
口・・・口角が上がる
心・・・感謝の気持ちをもつ
これらが三拍子揃うと、良い笑顔だと相手に伝わると言われているポイントです。
そして、その中でも、目というのは非常に大きなポイントになるのは間違いありません。
「目が笑ってない」なんてことわざが日本にはありますが、たとえ笑顔だとしても、目に感情がなければ、相手にはマイナスに伝わるということです。
ただ、マスク姿でも素敵な笑顔だなって伝わるということは、口角も上がり、正しく笑えているということなんです。
目だけが笑えていて、口が笑っていないは、人は出来ないんですね。
顔文字にも ” ^^ ” マークがありますよね。
これを見たら、人は、自然とニコニコしているお顔をを想像します。
つまり、マスク姿であっても、目尻が下がって笑っている、それが相手に伝わる笑顔であり、それを本気で出来ているキャビンアテンダントの人は、マスクの中でも口角を上げ、そしていつもお客さまに感謝の気持を持っているからこそ、魅力に映る笑顔が出来ているんだろうなと改めて実感いたしました。
マスク姿は表情が見えないと皆さんおっしゃいますが、そんな中でも、相手に感謝を伝える、敬意を払う、そんな想いを伝えることは可能です。
マスクで隠れていても口角を上げる、そして、口が見えないからこそいつも以上に目尻を意識する、つまり優しい眼差しについても自分なりに鏡を見てどの様に映るのかを確認してみてください。
また、相手へのアイコンタクトをしっかりと行うことも大切です。
アイコンタクトは、短すぎても避けられている感じを相手に与えますし、長くても圧迫感を与える可能性があります。
2,3秒くらいを意識しながら、うまく相手の目を見る、そして、こんな時だからこそ、相手との良好なコミュニケーションについて、”目”を通して考えていただく機会として活かしてみてくださいね。